この記事では、2年間マイカー購入を検討し続けてきた経緯と、最終的にボルボXC40 Ultra B3に決めるまでの話を書く。コスパの話、カーシェアへの不満、そして「車を買う本当の理由」に気づいたところまで。
2年間、何度も「やっぱ買うのやめよう」ってなった
マイカーを本格的に検討し始めたのは2年ほど前だ。
子どもが生まれてから「車があると便利だよな」とは思っていた。でも毎回、コスパ計算をするたびにやめてきた。
駐車場代、保険、税金、車検、ガソリン……月換算すると3〜4万円はかかる。それに対してカーシェアは使った分だけの支出で済む。数字だけ見れば、カーシェアのコスパに勝てる気がしなかった。
それでも、カーシェアに乗るたびに「やっぱ買おう」ってなった
頭ではカーシェアのほうが安いとわかっている。でも乗るたびに、なんか違うと思っていた。
理由はいくつかある。
汚い。 吸殻が残ってたことも一度や二度じゃない。清掃されているはずだけど、他人が使った後の車に子どもを乗せることへの抵抗感はずっとあった。
チャイルドシートの設置が毎回面倒。 地味に時間がかかる。同じ車種を借りるので設置スピードだけ早くなる。要らないスキルが身につく。
予約時間が頭から離れない。 ご飯を食べていても「そろそろ帰らないと」という時計が常に動いている。「もう一軒行く?」「せっかくだからあそこも寄ってく?」が起きない。
冒険ができない。 雨の日に「いまからどこどこ行く?」ができない。計画外の行動が全部制約される。
極めつけは、旅行の朝に借りた車が事故に遭っていたことがわかったときだ。代車は歩いて15分のところ。乗れる状態ではあったから、そのまま乗って出発した。自分のせいならまだしも、他人のせいで気分が悪い旅行のスタートになった。
自分の車には、借り物にはない秘密基地感がある。子どもが車に愛着を持てる。「いつもの場所」になれる。その感覚がカーシェアにはない。FIREの上位目的に立ち帰った
資産形成を意識していて、できればFIREしたいと思っている。だから支出を押さえたい気持ちは本物だ。
でも、あるとき気づいた。FIREは手段であって、目的じゃない。
自分がFIREを目指しているのは、子どもとの時間をもっと持ちたいから。思い出をつくりたいから。その目的に立ち帰ったとき、「車はコスパで判断するものじゃない」という結論が自然に出てきた。
車は思い出の起点になる。
行き先だけじゃなく、車の中での会話、車内で流れていた音楽、窓から見えた景色。そういうものが記憶に残る。カーシェアにその感覚は生まれにくい。
なぜボルボXC40 Ultra B3か
車種の検討にはかなり時間をかけた。候補に挙がったのはMini 5 door、ACEMAN、テスラ Model 3、レクサス LBX・NXあたり。いや、これだけじゃない。Fitやヤリス、フォレスターなどコンパクトからSUVのレンジは大方候補にいれた。
最終的にXC40 Ultra B3に決めた理由は3つある。
1. 安全性が圧倒的
後部座席に鉄板が入っているという話を聞いて、調べれば調べるほど納得した。家族を乗せる車で、安全性を最優先にしたかった。
決定的だったのが、安全性能がすべて標準装備というボルボの思想だ。Miniも候補にあったが、同じ機能を実現しようとするとグレードを上げる必要があった。ボルボは最低グレードからそれが揃っている。「家族を守る」という考え方がプロダクトに一貫している。
2. サイズ感がちょうどいい
大きすぎず小さすぎず、街乗りにも遠出にも対応できるサイズだ。マンションの駐車場の制約もクリアできる。
3. 外車という選択肢
国産車(レクサス含む)も検討したが、納期が長すぎてやめた。外車は納期が読みやすい点でも現実的だった。EVも候補にあったが、マンションの駐車場が充電に対応していないため断念した。
なぜ今買うのか
子どもは今4歳だ。小学校に上がる前に、いろんな場所に連れて行きたい。小学校に入っても習い事の送り迎えで車は便利になる。時期的に今が一番いいタイミングだと判断した。
もうひとつは価格の問題。円安・物価上昇が続いていて、輸入車の値上がりが止まらない。買えるいま買わないと、どんどん買えなくなっていく。 それも背中を押した理由のひとつだ。
おわりに
2年間、「コスパが合わない」と言い続けてきた。でも結局、コスパで判断できるものじゃなかった。
FIREしたい → 支出を抑えたい → カーシェアで十分、という思考回路を繰り返していたけど、その前提が間違っていた。FIREは手段で、目的は子どもとの時間と思い出づくり。そこに立ち帰ったら答えは出た。
追記:契約してきた(2026年7月18日)
結局、ボルボ・カー目黒でXC40 Ultra B3を契約した。色はフォレストレイク、内装は本革のブロンド×チャコールにした。
値引き交渉では、最初の提示が本体価格からおよそ15%だった。そこからもう少し粘ってみたところ、金額の上乗せではなくオプションをいくつかおまけしてもらう形で着地した。ETCセットアップやフロアマット一式、サイドサンシェードなどが標準的な付属品として含まれている。
ドライブレコーダーとボディコーティングはディーラーオプションではなく、自分で手配する予定だ。ここは自分で納得のいくものを選びたかった。
納車はまだ先。届いたらまた書く。